いつもありがとうございます!高橋です。
売れる商品のネーミングをお伝えします。
● 地方の菓子店が、日本中で知られるお菓子を全くのゼロから作り育てる方法
第1章 地元で有名にする方法
その5「その商品の名前をつける」
商品開発が完了したら、次はその商品のネーミングを考えましょう。
話をわかりやすくするために、開発した商品がチーズケーキだとしましょう。
まず、付けるべきでない名前の1つは、「◯◯フロマージュ」です。
オシャレなんですけどね。
ただ、未だに「フロマージュ」って何?というお客様がいるのです。
菓子業界の人間であれば知っていて当然のこの言葉なのですが。
でも、知らないお客様がいるのならあえてそう付ける必要性はありません。
もっといけないのは、商品名を聞いて「それはどんなお菓子?」と聞かれるような名前を付けてしまうことです。
うまく例が作れないのですが、たとえば、「昼下がりの贅沢」「海辺の小道」みたいな名前です。
どんなお菓子ですか?とお客様に質問されるようなお菓子は、看板商品にはなりにくいのです。
もちろん、上記のような名前で、全国的に有名なチーズケーキはあります。
世の中にチーズケーキが少なかった昔なら良かったのかもしれません。
しかし、いろんな菓子があるこのご時世だからこそ、わかりやすさを追い求めるべきなのです。
一番無難なのは◯◯チーズケーキの◯◯が店名であることです。
店名を冠するということは、それだけ店が押している証しでもあるからです。
地元の名前を冠するパターンもアリです。
ただ、地元の名前を冠するからには、その地元の素材を使うことを前提にすべきです。
堂島ロールが売れてるからといって、地方の菓子店がそれを真似たところで堂島ロールの真似事にすぎなくなります。
素材の名前を冠するのもアリです。
「みかん花はちみつチーズケーキ」など、こだわり素材の名前をそのまま使うパターンです。
あとは、チーズケーキは残しつつ、◯◯の部分を強調的な言葉にするというパターン。
たとえば、年に10日しか採れない蜂蜜を使うのなら、「幻蜜チーズケーキ」「奇跡蜜チーズケーキ」「奇跡チーズケーキ」などなど。
ただ、これらの表現は、自店以外で販売する際に、根拠を求められることもあるので注意が必要です。
上記を参考に、じっくりと名前を考えてみてください。
次回は「その6 その商品をネット上で見れるようにする」です。
どうぞ、お楽しみに!
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